しかと
楽しいと云う君が居り此の僕は仕舞え此の世と何故に願うや
おやすみと二十三時のふと沈む僕は君には相応しくない
沖の辺の浮かぶ小舟に身を重ね心貸さぬや揺れる島影
鵺の様に人と見方と変わる吾色んな色に変わりても吾
君友と言いし許りに吾心有り有りと見えし入り込めぬ辛さ
<本歌>
今来むと言ひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな
素性法師小倉百人一首第21番『古今集』恋4・691
©︎ 小鬼田平乎 (konitahirao)
追憶の郷愁