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  • takayoji

    人の道を歩き乍ら、こう念った。良い様に為ないと角が立つ。情を掛ければ付け上がる。我がが我ががが当たり前。兎角に人の世はもう仕舞い。悪足掻きも過ぎますと、誰も本当が解らなくなる。何が起きても糧に成ると悟った時、人が生まれて、此の世が出来る。

    参考元
    夏目漱石の小説『草枕』の冒頭の一節
    「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。」